SSブログ

相撲取り

もし俺が相撲取りだとしたら、俺は土俵に上がっていない。

そして、稽古の場にも姿を現さない。

それでも俺は、相撲取りとして存在していなければならない。

それは、決して俺の意向ではないが、それでしか俺は存在のしようがないのだ。

明らかに矛盾した存在だ。
トラックバック(0) 

トラックバック 0

フィクション猫の爪 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。