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手応え

俺は、手応えのない人間だ。
俺と相対した者は皆、俺という存在の手応えのなさを感じている。
いや、手応えがないゆえ、それを感じることさえないのかもしれない。
つまり他者は、俺という厚さゼロミリの透明な壁を、ただ何の抵抗も感じずに通り過ぎるだけなのだ。
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