立候補

多くの人間は、「生」そのものに何の疑問も感じていない。

俺は、ほぼ一日中それについて考えている。
そもそも、人はなぜ生きているのだろうか。

いや、なぜ生きなければならないのだろうか。
誰も、この世に生きたいと立候補したわけではないのだ。

それなのに、なぜ人は生きていることが当たり前なのだろうか。
俺はそれに、甚だ疑問の念を抱く。

残酷

人間という世界は、残酷だ。

もし俺が獣だとしたら、とっくに他者に食われ死んでいるだろう。
それが自然淘汰というものだ。

だが俺は人間として生まれ、今もなおこうして生きている。
セーフティネットなどがあるゆえに、こうして生きている。

生きてはいるが、俺はかろうじて死んでいないだけなのだ。

俺は人間ではない

人はなぜ、人と接しなければならないのか。

そのような行為が存在するゆえ、コミュニケーションなどという言葉が発生するのだ。

コミュニケーション能力が無い俺は、人たり得ないのだろうか。

もしそうだとしたら、俺はなぜ生きていかなければいけないのだろうか。

活動

俺はまだ５０歳だ。

まだ、というところが辛い。
俺の寿命はあとどれくらいかわからないが、もう人生をリタイアしたい。

こんな人生に、意味があるのか。
俺には、意味など見出せない。

活き活きと動くと書いて、活動と読む。
俺はもう、何も活動出来ない。

時間帯

俺のこのブログは、この時間帯に書いている事が多い。

それを意識して書いているわけではないが、夕食を終えてから就寝するまでの間に、特に精神的苦痛を感じる。

なぜだかわからないが、この時間は辛い。

一刻も早く眠ってしまいたい。

全失敗

俺が今までしてきた事全てが、失敗に思える。

仕事を辞めた事、社会復帰した事、引きこもった事、激務をこなした事、就職した事、大学に入学した事・・・。

思い返すと、キリが無い。

だが俺の一番の失敗は、この世に生まれ出てしまった事だ。

こりごり

俺は、どんな環境に身を置いても、浮いてしまう。

必ずいつでも、俺の居場所が無くなり、俺は右往左往せざるを得ない。
あの息苦しさ・居づらさは、筆舌に尽くしがたいものがある。

またそれは、これまでの俺の社会経験で、実証済みだ。
今思いだしても、心が沈み頭を抱えたくなる。

そんな経験など、二度としたくない。
もう社会参加など、こりごりだ。

錯乱

俺は今、一体何を成すべきなのか。

手がかりや足がかかりが、全く見つからない。
このままでいいわけがないのは、わかっている。

また、このブログを書けば書くほど、俺の精神は病んでいくように感じている。
しかし、書かずにはいられない。

何をどうすべきなのか、皆目見当がつかない。

肩書

俺は、世の中の不条理にばかり目がいくようになってきた。

世の中はなぜ、俺という存在を認識しないのか。
その疑問はもはや、憤りに変化している。

俺はこのまま、何も出来ずに一生を終えるのだろうか。

俺が得たものは、透明な存在、という肩書だけだ。

衰弱

俺は日を追うごとに、どんどん弱っている。
倒れたペットボトルを、元に戻す気力も無い。
ただ茫然と、その荒廃した様を眺めているだけだ。
俺は、明らかに衰弱している。