SSブログ

ぶつかり方

俺は、人とのぶつかり方が分からない。
ゆえに、人との融和の仕方も分からない。
トラックバック(0) 

引力

人は皆、俺から離れていくのではない。

離れていくということは、その前に一度近寄った結果だ。

俺には、人を近寄らせる引力さえ無い。

最初から、人が寄りつかないのだ。

ゆえに、俺は透明な存在になり得た。
トラックバック(0) 

俺の当たり前

今日も誰とも会わず誰ともしゃべらなかった。
それが俺の当たり前になってしまった。
トラックバック(0) 

土台

俺は、死のうと思った事は無い。
だが俺は、なぜ生きているのかをしょっちゅう考える。

俺から見れば、多くの人間はそんな事を考えずに、当たり前のように生きている。
そしてその、当たり前を土台として、仕事や趣味など様々な人間らしい行動をとる。

俺には、その当たり前という土台が無い。
ゆえに、常に不安定でゆらゆらと揺れており、人間らしい行動がとれないのだ。

その土台とは、家庭だ。
俺のそれは、機能していなかったのだ。
トラックバック(0) 

納得

俺は、納得した時間を得られない。

以前にも書いたが、俺はドライブ依存症だ。
クルマを運転していれば、とりあえずは気が紛れ時間も潰せる。

だが、そこには当然ガソリン代という費用が発生する。
今の俺の経済情勢は、時にドライブさえも許さない。

したがって、他にする事が無い俺は、こうして部屋に閉じこもり無駄な時間を過ごしているのだ。
また、ドライブ出来た日も結局は同じことで、ガソリン代をただ無駄に費やしているだけだ。

そのどちらも、何の生産性も無く、俺にとっては納得した時間とは言い難い。
トラックバック(0) 

家族ばか

俺は、時々ラジオ番組に投稿している。

自分が書いた文章が、DJという他者に読まれ公共の電波に乗るという現象に、俺はかすかに救われている。
わずかながらだが、俺の存在が立証されている気がするのだ。

それゆえ俺にとって、俺が投稿したラジオ番組を聴いている時間が、唯一の憩いの時間だ。
しかしそんな憩いの場にも、俗世間に毒された人間からの投稿が随所に登場する。

そのほとんどが、自分の家族に関する投稿であり、なにかというと「私の息子が」「私の娘が」「私の孫が」どうのこうのという、実に下らない内容だ。

そのような内容の投稿を、あちこちの番組に、まるでコピーペーストしたかのごとくばらまく輩もいる。
また、たちの悪いことに、ラジオ番組はそのような投稿を嬉々として採用する。

俺は、そういう家族ばかに辟易している。
トラックバック(0) 

仲良しサークル

世の中が気に食わない。

年末年始の世間のバカ騒ぎがやっと終わったと思えば、今度は成人式やらバレンタインやらで、人々はまたこぞって踊り出す。

なぜ人は、こうも同じ時期に同じ行為をしたがるのだろうか。
そう思う俺の根拠は、その無様な行動さえをも、共にする人間がいない俺のひがみに他ならない。

では俺は、そのような集団行動をしたいという欲求があるのだろうか。
おそらく多少はあるのだろうが、それ以前に俺は、人とコミュニケーションが取れない精神障害者だ。
仮に参加したいと思っても、不可能なのだ。

それゆえ俺は、そんな仲良しサークル的な行動を繰り返す世の中が、気に食わない。
トラックバック(0) 

時間

俺は、時間と闘っている。

俺は、大学を卒業してから15年余り働いていたが、仕事は多忙を極め、終電ぎりぎりまで残業あるいは徹夜という日が少なくなかった。
休日も返上して働いていた日々もあった。

その頃は、まさに時間との闘いだった。
納期に間に合わせるために、必死になって働いていた。
辛く苦しい作業だったが、それでも、一仕事終えた充実感も多少はあった。

転じて、今はどうだ。
毎日何もせず、ただひたすら時間が過ぎるのを待っている有様だ。

時計を見るたびに、まだこんな時間かと悲観に暮れ、一秒でも早く時間が進んで欲しいと願っている。
そして夜が来ると、いち早く眠剤を服用し眠りに逃げている。

俺は今、昔とは真逆な意味で、時間と闘っている。
しかしこの闘いには、充実感のかけらも無く、ただ疲労感や絶望感が残るのみだ。
トラックバック(0) 

自信

俺の一日は、虚無感に溢れている。

俺は、洗濯物のほつれた糸がエアコンの風になびいている様子を、うつろなまなざしで延々と眺めている。
何もしないで過ごす時間は、時に贅沢なものと思われるかもしれないが、それが毎日続くと人は堕落し心を病む。

こんな俺でも、まともに働いていた時があり、その時期は「毎日が日曜日ならいいのに」と同僚と話していた。
その時同僚は「そんな事になったら人間がダメになる」と話していたが、俺はその時はダメにならない自信があった。

だが、今となってはその自信はもろくも崩れた。
やはり人間は、何かしら活動していないと体を成さないのだ。
トラックバック(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。