黒い雪
俺の心の中には、一日中黒い雪が降っている。
それは、朝起きてから徐々に積り始め、次第に俺の心を侵食してゆき、俺はそれを感じるたびに心がどす黒くなる。
やがて夕方から夜になると、その侵食度合いは加速度的にひどくなる。
そして俺は、それに耐えられなくなり、眠剤を服用して眠りに逃げる。
俺の生活は、その繰り返しだ。
それは、朝起きてから徐々に積り始め、次第に俺の心を侵食してゆき、俺はそれを感じるたびに心がどす黒くなる。
やがて夕方から夜になると、その侵食度合いは加速度的にひどくなる。
そして俺は、それに耐えられなくなり、眠剤を服用して眠りに逃げる。
俺の生活は、その繰り返しだ。
2013-02-22 18:51
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ノイズ
俺のラジオは、感度が悪い。
ノイズまじりで、何を言っているのかわからない。
だが、俺にはむしろその方が都合が良い。
なぜなら、理解出来る言葉を耳にした瞬間、それは俺の絶望感を増長させるだけだからだ。
ノイズまじりで、何を言っているのかわからない。
だが、俺にはむしろその方が都合が良い。
なぜなら、理解出来る言葉を耳にした瞬間、それは俺の絶望感を増長させるだけだからだ。
2013-02-22 17:30
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雑談
俺は人と接するという行為に、苦痛を覚える。
数日後、俺は客としてクルマのショップに行かなければならないのだが、それさえ腰が重くなる。
そこには必ず、雑談という厄介な代物が発生するからだ。
俺はきっと、また歯を食いしばりながら雑談しているフリをするのだろう。
今から憂鬱だ。
数日後、俺は客としてクルマのショップに行かなければならないのだが、それさえ腰が重くなる。
そこには必ず、雑談という厄介な代物が発生するからだ。
俺はきっと、また歯を食いしばりながら雑談しているフリをするのだろう。
今から憂鬱だ。
2013-02-22 16:59
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レール
俺はもう、人間ではない。
この世界で発生している全ての事象が、至極くだらないものに感じる。
今の俺にとっては、どうでもいいことばかりだ。
どうやら俺は、人間というレールから外れたようだ。
この世界で発生している全ての事象が、至極くだらないものに感じる。
今の俺にとっては、どうでもいいことばかりだ。
どうやら俺は、人間というレールから外れたようだ。
2013-02-22 16:48
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偏見
生き辛い。
俺のような、コミュニケーション能力に欠陥がある精神障害者は、その身を安心して置ける場が無い。
よく、ディケアや作業所通いを勧められるが、俺はそれを受け入れることが出来ない。
俺は過去、二度の入院中にその類の場に参加したが、そこは独特の雰囲気があり俺には馴染めなかった。
つまり俺は、自身がそうであるにもかかわらず、俺とは症状が違う精神障害者に、偏見を持っているのだ。
差別してはいけないのだろうが、どう接していいのか戸惑う。
その、現実の闇の部分を見ずして、機械的に俺を処理しようとする医者もいる。
俺の居場所は、無い。
俺のような、コミュニケーション能力に欠陥がある精神障害者は、その身を安心して置ける場が無い。
よく、ディケアや作業所通いを勧められるが、俺はそれを受け入れることが出来ない。
俺は過去、二度の入院中にその類の場に参加したが、そこは独特の雰囲気があり俺には馴染めなかった。
つまり俺は、自身がそうであるにもかかわらず、俺とは症状が違う精神障害者に、偏見を持っているのだ。
差別してはいけないのだろうが、どう接していいのか戸惑う。
その、現実の闇の部分を見ずして、機械的に俺を処理しようとする医者もいる。
俺の居場所は、無い。
2013-02-22 11:24
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