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極刑

俺に言い渡された判決は、「生きる」という極刑だ。
それは、俺にとっては、死刑よりも重い判決だ。
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疲弊と絶望

俺は、疲弊している。
そしてそれは、今後ますます明確になることだろう。
俺はそのたびに、絶望という答えを出し続けるのだ。
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名刺

人は、白紙の名刺を渡されても、どう対応していいのか困惑することだろう。
あるいは、受け取ることもなく、何もなかったかのように、その場を立ち去るだろう。
その名刺の持ち主は、俺だ。
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常識

俺の日常は、世間の日常と相反し、逆もまた真なりである。
もはや俺に、常識は通用しない。
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俺は、鎖だ。
どんなに頑丈な鎖でも、それが自身のみの力で立つことは、決してない。
手を放せは、それは崩れるように、地に横たわるだけだ。
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損害

俺は、俺の正体を明かすことは、ないだろう。
なぜなら、それにより得る利益は皆無であり、損害だけが発生するからだ。
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意味

俺は、俺が実行している作業の意味を、全く理解出来ない。
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バス

俺は、入り口も出口もなく、停留所さえもないバスだ。
それでもそのバスは、町中を走り続けなければならないのだ。
透明な存在とは、そういうことだ。
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永遠

俺は、「何も実行しない」という作業を、永遠に実行し続けなければならない。
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絶望力

俺を動かす要素は、もはや絶望力のみだ。
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