名刺
人は、白紙の名刺を渡されても、どう対応していいのか困惑することだろう。
あるいは、受け取ることもなく、何もなかったかのように、その場を立ち去るだろう。
その名刺の持ち主は、俺だ。
あるいは、受け取ることもなく、何もなかったかのように、その場を立ち去るだろう。
その名刺の持ち主は、俺だ。
2013-11-17 18:33
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バス
俺は、入り口も出口もなく、停留所さえもないバスだ。
それでもそのバスは、町中を走り続けなければならないのだ。
透明な存在とは、そういうことだ。
それでもそのバスは、町中を走り続けなければならないのだ。
透明な存在とは、そういうことだ。
2013-11-14 19:39
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