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ハンデ

障害者は、何かしらのハンデを持っている人間とも言える。

身体障害者のそれは、手や足や視覚あるいは聴覚の、消失だったりする。
それに比して、精神障害者のハンデとは何かと問われると、明確な答えは見つからない。
実にあいまいな世界だと思う。

俺の場合を考えてみると、おそらくその答えの一つは「好奇心の消失」だろう。
このハンデは、経験してみないとわからない苦しさだ。

俺はクルマに興味があるはずで、実際多額のカネをそれに消費している。
さりとてそれも、他に好奇心をくすぐられる対象が無いゆえに、無理やり定義付けしているキライがある。

いずれにしても、このハンデはきつい。
何しろ、何も興味がわかない人間は、なぜ自分が生きているのかという疑問に必ず行きついてしまうのだ。
下手をすると、自死という結果をもたらしてしまうかもしれない。

俺は、今のところ死にたいとは思わない。
しかし、正直に言うと、積極的に生きたいとも思わない。
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