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無関心

俺と対峙した人間は、独特の反応を示す。

皆、黙るのだ。
あたかも、俺が存在していないかのように、他の作業を始める。

俺が声をかけても、ついでのような生返事を返す。
それにより、俺は狼狽し己の存在を見失い、ただでさえ透明な存在がその度合いを高める。

この現象は、首尾一貫して繰り返される。
つまり俺は、無関心という存在にしかなり得ないのだ。
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