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「透明ではない」という色

俺はもう、人間としての体を成していない。
毎日、俺はそれを強く感じている。
それでも俺は、透明な存在でありながら、「透明ではない」という色の偽りの衣をまとい、必死に人間のフリをしなければならないのだ。
その作業は、俺に歯を食いしばらせ、俺をひどく疲弊させる。
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