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リピート

俺は、少しばかりの現実逃避と巨大な絶望行為を繰り返している。
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問い

もう俺は、世間には出られない。
なぜなら、「お前は、人間辞めた方がいいんじゃないか?」と、必ず問われるからだ。
そして、その問いに対する答えを、俺は持ち合わせていない。
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美談

世間は、美談ばかりに注目している。
逆境に負けずに頑張っているあるいは成功した、というようなストーリーばかりが好まれる。
そして、逆境にいる人間は皆同様の結果を得るものと勘違いする馬鹿だらけになっている。
実際は逆境に負け自死を選ぶ人間がほとんどだという、一般受けしないストーリーは、見て見ぬふりをされ破棄されるのだ。
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違和感

俺の家庭は、違和感で満ち溢れている。
家族として当たり前に思われる行為を実行することが、不可能だ。
それを無理矢理行おうとしても、間違いなく違和感に押しつぶされるだろう。
そもそも、そのような家族的な行為を、俺は全く実行したくない。
もう俺の家族は、家族の体を成していないのだ。
赤の他人以下だ。
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ささくれ

心が、ささくれ立っている。
些細なことで、ひどく腹が立つ。
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逆効果

どんな偉人のどんな名言も、俺を奮い立たせるどころか、俺の絶望感を薄めることさえ出来ない。
むしろそれらは、俺にとって逆効果だ。
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レコード

俺というレコードには、溝がない。
ゆえに、レコード針はゆらゆらとさまよい、しまいには愛想を尽かして他所のレコードに移動する。
そして俺は、何も奏でないまま回転し続けなければならない。
俺の一生は、その繰り返しだ。
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凸凹

人には、少なからずそれぞれに凸凹がある。
人はそれを個性と呼び、時にはそれに喜び時にはそれに悲しむ。
だが俺には、その凸凹さえない。
したがって、喜びも悲しみも存在しない。
あるのは、絶望感だけだ。
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スポンジ

俺は、石で出来たスポンジだ。
何をも吸収しない、用を成さないスポンジだ。
それは、もはやスポンジではない。
だが俺は、スポンジという名前でこの世に送り出されてしまったのだ。
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絶望力

今の俺には、何の力もない。
そしてそれに反比例するかのように、絶望力だけが肥よくになっていく。
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