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無力

ある歌の歌詞に「僕らは出来ることが皆違う、だからこそ手をつなごう」というフレーズがある。
そのフレーズに異を唱えるつもりはないが、もしそれが正しいとしたなら、俺は誰とも手をつなげない。
なぜなら、俺は全くの無力だからだ。
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願い

俺は、死にたいわけではない。
ただ、人間をやめたいだけだ。
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倒壊

俺という家は、基礎工事が成されていない。
さら地の上に、そのまま無理矢理置かれた家だ。
はたから見れば当たり前の家だが、雨が降れば傾き、ほんの微かな地震で倒壊する。
俺はもう、とっくに倒れ壊れている。
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偽物

俺は、人間の偽物だ。
成立していないものを、あたかも成立しているかのように装っているだけだ。
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スタイル

俺には、スタイルがない。
当たり前な人間は、その成長の過程で培う自分のスタイルを持っている。
だが俺は、何のスタイルも培われなかった。
フリースタイルというスタイルもない。
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ばかばかしい

生きることも死ぬことも、そのどちらもが、今の俺にはばかばかしく感じる。
今の俺は、そのような位置に存在している。
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目標と方針

俺には、目標という代物がない。
何か目標があれば、それを達成するための方針が生ずるが、目標がない俺は、方針の立てようがないのだ。
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裏返し

愛情の裏返しは、無関心だそうだ。
では、絆というものの裏返しはなんだ。
それは、崩壊だ。
俺の家族という社会は、とっくに崩壊している。
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不似合

俺には、人間としてのあらゆる活動が不似合だ。
何をやっても空回りするだけであり、何の変化も生みださない。
それは、俺の人間としての資質が、ゼロである証拠だ。
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0点

この世には、完璧な人間すなわち、100点の人間などいない。
しかしその逆の人間すなわち、俺のような0点の人間は、稀に出現する。
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