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俺は、他者に何も与えないし、他者から何も与えられない。
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遺伝子

俺は、自分を受け入れられない。

俺の言動の端々に、俺は強烈な嫌悪感を覚える。

とてもじゃないが、こんな自分を好きにはなれない。

俺は一生、このみにくい遺伝子を抱えながら生きていかなければいけないのだ。
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情報

俺は、もう情報は要らない。

いかなる情報も、今の俺のとっては刺激的過ぎるからだ。

それは、ときに絶望感をも生み出す。

俺は、もう絶望することにさえ疲れた。

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手足

俺は、この社会に手も足も出ない。
俺の精神的手足は、もうとっくに退化しているからだ。
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つぎはぎ

その場しのぎのつぎはぎだけで形成された家庭は、その機能を全く果たせずに崩壊するだけだ。
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欠陥

俺はもう、誰とも関わりたくない。
関われば関わるほど、俺の透明な存在っぷりが、その度合いを強くしていくだけだ。
関われば関わるほど、俺のコミュニケーション能力の欠如っぷりが、鮮明になっていくだけだ。
俺はもうこれ以上、己の欠陥を世にさらしたくない。
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デッドライフ

デッドスペースという言葉がある。

部屋に置く家具などのレイアウトにより、時に生じてしまう何にも使えない無駄な空間のことだ。

それは、俺の人生に似ている。

俺の人生は、デッドライフだ。
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地獄

俺の過去は、どの過去も地獄だ。

もうどの過去にも、俺は戻りたくはない。

今こうしている現在も、数年先に振り返れば地獄に思えるのだろう。

俺の一生は、地獄だらけだ。
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凸凹

完璧な人間など、いない。

人には、何かしら凸凹があって当然だ。
だからこそ、痛みや喜びがあり人間は面白いのだ。

だが俺は、その凸凹さえ存在しない。
ゆえに、何の面白みもない。

俺は、つかみどころのない、何の取り柄もない、誰にも見えない透明な存在だ。
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タイヤ

俺の精神は、タイヤの溝のように、至る所に傷がある。
それはあたかも、彫刻刀と金づちでえぐられたかのような、酷い傷だ。
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