一次元
俺は、一次元の世界にいる。
紙と紙をずらして重ねると、その境目が二次元だ。
そしてその二次元の箇所にさらに別の紙をずらして重ねると、その境目と先の境目が交差する。
それが一次元だ。
その交差は、もはや点という容積をも持たない、完全なる一次元の世界だ。
俺はその交差という、実体の無い世界に閉じ込められたのだ。
紙と紙をずらして重ねると、その境目が二次元だ。
そしてその二次元の箇所にさらに別の紙をずらして重ねると、その境目と先の境目が交差する。
それが一次元だ。
その交差は、もはや点という容積をも持たない、完全なる一次元の世界だ。
俺はその交差という、実体の無い世界に閉じ込められたのだ。
2013-02-18 20:19
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大破
俺の精神は、大破している。
それはまるで、クルマのブレーキパッドが0ミリの状態であるにもかかわらず、ブレーキを酷使し続けその行為により傷だらけになった、ブレーキローターのようなものだ。
本来ピカピカであるはずのブレーキローターが、レコードのように傷だらけになり、その用を成さない姿になってしまったのだ。
俺というクルマは、もう動けない。
見るに堪えない姿だ。
それはまるで、クルマのブレーキパッドが0ミリの状態であるにもかかわらず、ブレーキを酷使し続けその行為により傷だらけになった、ブレーキローターのようなものだ。
本来ピカピカであるはずのブレーキローターが、レコードのように傷だらけになり、その用を成さない姿になってしまったのだ。
俺というクルマは、もう動けない。
見るに堪えない姿だ。
2013-02-18 19:09
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