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根源

俺は、透明な存在であるにもかかわらず、残念ながら物理的には存在している。

この矛盾が、俺の生きづらさの根源になっている。

いっそのこと、物理的にも透明になれた方がよっぽど楽だ。

しかし、それは許されない行為であり、実行する事は出来ない。
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透明な言動

俺がかつて仕事をしていた頃も、俺が発する言葉は誰の耳にも届かなかった。
透明な存在は、声を出しても暴れても、どうあがいても透明な存在なのだ。
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評価

俺という存在は、どうでもいいという表現に近い。

だが正確に言うならば、どうでもいいという評価を下しようもない、認識さえされない存在だ。

なぜなら、俺は「ゼロ秒」というこの世に存在しない代物ゆえ、評価されようがないのだ。

輪郭さえ無い透明な存在は、そういう存在だ。
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砂上の楼閣

俺の家庭は、機能していない。

そんな、形ばかりの家庭には、人間の生きる術を育む力は存在しない。

創り出されるのは、俺のような透明な存在という化け物だけだ。

しょせん、俺の家庭は砂上の楼閣だ。
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美辞麗句

「生まれてきてくれて、ありがとう」

最近巷でよく聞くセリフだ。
だが俺にとっては、そんなことどうでもいい。

そんな馬鹿げたセリフを、俺は言われたこともないし実感したこともない。
たとえそれを言われたとしても、俺には何も響かない。

俺のような人間にとっては、そんなセリフはただの綺麗事に過ぎない。
そんな美辞麗句を吐かれても、俺の生きづらさは微塵も揺るがない。
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ニュース

世の中、どうでもいい下らないニュースばかりだ。
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爆発

俺は、ストレスの塊だ。

それは俺が10代の頃から、徐々に鬱積されてきたものだ。
だが俺の家庭には、それを払拭する場が無かった。

ゆえに、時折ガス抜きという作業が必要だ。
心の中で、その作業を何度も繰り返しているが、ほとんど実行出来ていない。

このままの状態が続けば、俺は何らかの形でいずれ爆発するだろう。
どう爆発するのか、自分でも予測出来ない。
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価値

ある歌で、人間の価値はその家族で決まる、というフレーズがある。

それを初めて聴いた時、俺は絶望の底にたたき落とされた気がした。
俺の家族は、その体を成していないし機能もしていないからだ。

とてもじゃないが、これが俺の家族だ、などと言えない。
出来れば避けて通りたい話題だ。

俺の家族は、もう修復不可能だ。
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人間の生活

今の俺は、何も活動していない。

かと言って、死亡しているわけでもない。

ただ無駄に、時間をやり過ごしているだけだ。

これが人間の生活だとは、とうてい思えない。
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無策

生きていく手段が、見つからない。

なんとかなるさでは、済まないのだ。

タイムリミットは、刻々と迫ってきている。

それでも俺は、全くの無策だ。
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